Department of Linguistics
学士課程
文学士号に必要な単位
文学士号に必要な単位数や教科内容についての詳しい情報は一般カタログを参照して下さい。
言語学専攻
言語学科の学士課程では多岐にわたった分野を総合的に学習できます。現在、以下の4つの選択が可能です。
- 一般言語学
- 第二言語としての英語教授法 (TESL)
- 計算言語学
- 学際言語学
選択する課程は異なっていても、主要教科を履修することにより、人間の言語構造と言語の性質についての基礎知識を身につけることができます。
言語学の学士号には、36−54単位(選択する課程により単位数が異なる)必要です。
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主要教科(必須科目 - 全選択課程)
LING 100 - 言語学概論
言語学方法論:音韻論、形態論、統語論、および意味論。言語の歴史。言語の変動と変化。
3単位
開講:秋学期・春学期
LING 139 - 音声学概論
履修要件:LING 100
言語音声学入門:多言語音声の分析、音声の調音・音響分析、音声の発音・聴音・表記練習。実験方法入門。(講義、ラボ 各二時間)
3単位
開講:秋学期・春学期
LING 142 - 音韻論概論
履修要件:LING 139
人類言語の音韻規則。音韻論と分析法。弁別素性論とその分析。主要音韻規則とその記述法。
3単位
開講:秋学期・春学期
LING 143 - 統語論概論
履修要件:LING 100
理論と文法規則の演習。理論比較。データの分析演習。
3単位
開講:秋学期・春学期
LING 148 - 社会言語学概論
履修要件:LING 100
世界における言語と社会階級・人種・年齢・性別・その他の社会的区分との相関関係研究のための方法論と主要な研究結果。その関係の政治的・教育的な示唆。言語と社会的事実の相互作用による言語変動。
3単位
開講:秋学期・春学期
LING 165 - 言語習得学概論
履修要件:LING 100
第一・第二言語習得の研究。
言語習得学における最新の研究と応用言語学・心理学・教育学・社会学への影響の概説。
3単位
開講:秋学期・春学期
一般言語学課程
LING 144 - 談話分析学
履修要件:LING 100
基礎的な談話分析学の概説:会話の構成、談話・解説文の構成、情報構造、話し言葉と書き言葉の違い、文法学習と言語教授への影響。
3単位
LING 145 - 歴史言語学
言語間における類似性の解説、過去の言語再生と言語間の関係性や系統性の研究。言語変化研究法の比較。
3単位
開講:春学期
履修要件:LING 100
LING 151 - 世界の言語学
履修要件:LING 100
音声規則や、語形・文型による世界の言語と系統言語における特性の調査入門講座。
3単位
LING 153 - 心理言語学
履修要件:LING 100もしくはそれに準ずる教科。あるいは、担当教官の許可
言語の理解・表現・習得・表示を中心とする心理的な言語処理に関する主要研究と理論の概説。
3単位
LING 154 - 野外法言語学
履修要件:LING 100
言語のデータ収集、分析、表記の実践練習。
3単位
CGSCI 100 - 認知科学基礎学
学際における認知科学に焦点を当てた一分野:人間の世界観や思考と認識経路の具現化。言語学と心理学と哲学とコンピューター科学における核分野を統合。
4単位
第二言語としての英語教授法 (TESL)
LING 132 - 言語学と読解
履修要件:教員養成課程の学生(Senior Liberal Studies students)- LING 10、LING 11またはLING 100、言語学専攻の学生 - 履修要件なし
言語学的知識と言語教育とESL教員の需要に応じた、第一・第二言語としての英語読解力習得の最新の理論と研究と教授法。
3単位
開講:秋学期・春学期
LING 141 - 他言語話者に対する英語教授学
他言語話者に対する英語教授学理念と英語指導法。
3単位
開講:秋学期・春学期
LING 146 - 言語指導のための実用英文法
指導者のための英文法。教室で役立つ英語指導者のため授業。英語の言語構造を分析することにより、他民族混合教室での英文法指導の自信を高める。
3単位
開講:秋学期・春学期
LING 155 - コンピューター支援言語学習 (CALL)
履修要件:LING 100
コンピューター支援言語指導における最新の理論と研究の実践。履修者は、基本的なコンピューター操作が可能であること。(講義、ラボ 各二時間)
3単位
開講:秋学期・春学期
LING 171 - TESOL教育実習
履修要件:LING 141あるいはLING141を並行して履修
第二言語としての英語のリスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの教育実習。教室見学、実習、教案作成を含む。多文化コミュニケーションの持つ問題も紹介。
3単位
開講:秋学期・春学期
Upper division elective* 上級の選択科目
LING 110W, LING 111W, LING 115 と LING 130を除く
計算言語学課程
CSCI 40 - プログラミングと問題解決入門
履修要件:Math 75(並行履修可)またはMath 75A(並行履修可)または指導教官の許可
問題解決入門、算法開発、行程とデータ摘出、プログラム・デザイン、コード化、テストと表記、高度プログラミング言語。(講義 三時間、ラボ 二時間)
4単位
開講:秋学期・春学期
CSCI 41 - データ構造入門
履修要件:CSCI 40またはECE 70
プログラミング方法論、プログラム最新性。データ・タイブの復習。データ構造:線形と非非線形構造、ファイル、データ構造の実装。反復。検索と選別。(講義 三時間、ラボ 二時間)
4単位
開講:秋学期・春学期
CSCI 60 - コンピューター科学基礎学
履修要件:CSCI 40(並行履修可)
抽象化、反復、誘導、再帰、プログラムの複雑さ、データ・モデル、及び論理性。(講義 三時間、ラボ 二時間)
4単位
開講:秋学期・春学期
CSCI 117 - プログラミング言語構造学
履修要件:CSCI 41とCSCI 60
一般的な概念とプログラミング言語の活用表、範囲と結合ルール、言語概念の応用と実行。選択言語:ADA, ICON, Miranda, ML, MODULA W, OCCAM 2, PROLOG, LISP, Scheme, Smalltalk. 。(講義 三時間、ラボ 二時間)
4単位
開講:秋学期
CSCI 119 - 有限オートマタ入門
履修要件:CSCI 41とCSCI 60
文字列、言語と基礎的な証明技能。一般的な表現、一般的な文法、一般的な言語、有限オートマタ、それらの関係性と性質。文脈自由言語。。(講義 三時間、ラボ 二時間)
4単位
開講:秋学期
MATH 75 - 微積分 I
履修要件:初級幾何学、中級代数と三角関数;または、微積分の基礎(指数関数、対数関数、三角関数)。学科が実施するCalculus Readiness Test に合格していること。及び、ELMの比須条件を満たしていること。
関数、グラフ、極限、連続性、偏差と応用、定積分と不定積分。
一般教養科目Foundation B4. FS (CAN MATH 18)
4単位
開講:秋学期・春学期
Upper division elective上級の選択科目
CGSCI 100
CSCI 115, CSCI 130, CSCI 164, CSCI 166, CSCI 186
LING 140T, LING 144, LING 145, LING 151, LING 153, LING 154
学際言語学課程
LING 151-世界の言語学
履修要件:LING 100
履修要件:LING 100
音声規則や、語形・文型による世界の言語と系統言語における特性の調査入門講座。
3単位
Plan A-一言語専門
スペイン語、フランス語、日本語、またはドイツ語
Plan B-二もしくは三言語
アメリカ手話、アルメニア語、中国語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ミャオ語、イタリア語、日本語、ラテン語、ポルトガル語、サンスクリット語、および/または スペイン語
認知科学の理学士号について
上記の4つの選択課程に加え、言語学科では理学士課程である認知科学の専攻も可能です。これは、学際言語学課程のひとつとして、指導教官と修了させるものです。認知科学専攻はコンピューター科学、心理学、言語学、哲学の分野を統合させたものです。
担当教官:Sean Fulop (ショーン・フロップ) 言語学教授
認知科学専攻の概要は一般カタログの必要項目を参照してください。